HOME > 書籍カード > The Early Embryonic Development of Bombyx mori
書籍カード
この本の概要
次々とゲノム解読が進む今日、各遺伝子が各細胞、細胞内各構成要素・場とどのように係わるかを明らかにすべき段階に入りつつある。この課題に答えるべく、 カイコの卵細胞から嚢胚形成までの初期発生過程を微細構造として捉え、幾つかの新知見を提案している。これらは、キイロショウジョウバエの知見と合わせ て、昆虫全体の初期発生の理解を押し進めるものである。また、形そのものとして見るとき、いかに生命は美しいかを痛感する。
[著者 紹介文]
カイコの完成(成熟)卵から産卵、精子進入、受精、核分裂と移動、胚域形成を経て中胚葉形成直後(胚休眠ステージ)までの超微細構造を電子顕微鏡でとらえた教科書です。とくに精子進入にともなう卵細胞内の変化、胚外域細胞と胚細胞に分化していく様子、胚形成と並行して休眠に入っていく様子が超微細構造変化としてとらえられています。刻々と変化する細胞の電子顕微鏡写真は移り変わる人の顔のように見て取れます。
※この書籍データの全ページの閲覧および印刷をご希望の場合には、申請が必要です(有償)。
データ取得料:3,000円+税
>>申請はこちら
弊社サービス「本の閲覧」をご利用頂くには、Adobe Readerが必要です。インスト
ール済みでない方は、こちらよりダウンロードし、インストールしてください。
Adobe Readerについては、こちらをご参照ください。