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書籍カード
この本の概要
前半は戦前の東京、平和な日常に忍び寄る擾乱の気配におびえる幼い者たちの不安をえがく「坂と赤マント」「乳の実」「回復期」の三編。後半は幕末から明治にかけての京都と東京に、最後の仇討といわれた臼井六郎の刃傷の背景をえがく「弁天の仇討」。二月に放映されたテレビドラマ『遺恨あり』とは、題材となった実話のみ共通とする。いずれも小品ながら、時代の波に翻弄される〈個〉のありようを、現在の日本の状況に重ねて見る意欲作である。
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